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シミラン諸島への行き方

シミラン諸島は、プーケット島から北に100km離れたアンダマン海にある素晴らしい諸島だ。小さな島々は驚くほど美しい。写真が特別上手い人でなくても、素晴らしい写真を撮ることができるだろう。

シミラン諸島へは日帰りツアーで行く人が多いけど、1泊2日で行くのが一番いい。プーケットからは少し遠いので、スピードボートで往復するのはけっこう疲れるからだ。それに、1泊すれば、朝や夕方にはツアー客がみんないなくなるので、美しいビーチを独占することができるんだ。お金には代えられないほどの素晴らしい体験になるだろう。

Similan Islands

シミラン諸島に行くにはツアーを利用するのがいいだろう。ツアーだと、最初何カ所かスノーケリングのポイントに寄ってから、レストランや宿泊施設のあるメインの島に行くことになる。もし予算が許せば、料金の一番安いスピードボートはやめた方がいいだろう。すし詰め状態の船で行きたくはないだろうからね。ダイビングをするなら、カオラックから出発するボートトリップやダイブクルーズを扱っているダイブショップは山ほどある。

シミラン諸島のオープン時期は10月中旬から5月中旬までだ。時期はその年によって変わるので、旅行のプランを立てる前に確認しておこう。

The Similans Islands

シミラン諸島には9つの島があるけど、多分ツアーでは2−3の島しか訪れる時間はないだろう。最初に行く島はとても有名で、丘の上に乗っかった巨大な岩がシミランの象徴にもなっている島だ。岩のある丘から湾を見下ろすと、海の水が信じられないほど透明だ。もし午前中にこの島に上陸して、散策する時間があったら、この丘に登ってみよう。多分一時間くらいかかるけど、丘から眺めは素晴らしく、本当に行く価値がある!

Similan Islands

丘に登る道は階段やはしごが整備されているので、それほど大変ではない。丘の上からは湾全体が見えて美しい眺めだ。白い砂の上に浮かんだように見える船の陰を見れば、海水がどれほど透明なのかがわかるだろう。

The famous Similan Island rock formation

次に行くのは素晴らしいスノーケリングが楽しめる別の島だろう。水は温かくて透明度が驚くほど高い。まるでたくさんのカラフルな魚が泳ぐサンゴの上をふわふわ飛んでいるみたいな感じだ。ボートの周りにはよくウミガメが泳いできて、人から餌をもらい慣れてるみたいだった。


トラブルを避けるために覚えておくべき3点

  1. いくら魚が寄ってきて餌を欲しがっても、絶対にあげないこと。
  2. 珊瑚や生き物を捕らないこと。
  3. 珊瑚の上は泳ぐだけで、歩かないこと!

Similan Islands by Speedboat


シミラン諸島での宿泊

最後に到着するのはシミランNo.4と呼ばれる島だ。ここでは、小さなテントやエアコン付きのバンガローに宿泊することができる。人それぞれだと思うけど、僕たちは迷わずバンガローを選んだ。それほど高くないけど、予約がなかなかとれないんだ。豪華ではないけど、専用の(冷水)シャワーとトイレがついていて、バルコニーからは少し海も見える。一年で一番暑い暑季(3月と4月)にはエアコンが最高だ。

Overnight in Similan Islands, in front of the restaurant

テントを借りることもできるけど、サウナみたいな感じかもしれない。テントもバンガローも事前に予約が必要だ。予約をするべきだけど、ウェブサイトでの予約は楽ではない。前回僕たちが行ったときは、税金抜きでテントが570バーツで、バンガローが2,000バーツだった。

Speedboat trip to the Similan Islands

ビーチのそばの茅葺きのレストランでは、基本的なランチとディナー、それにソフトドリンクや水をサービスしている。1日の終わりに一杯飲める場所はここしかない。以前、国立公園内でのアルコール禁止が議論されていたから、今でもビールを売っているかどうかはわからない。自分で持ち込みができるかどうかも未確認だ。

One of the beach on the main island

この島には2つのビーチがあって、森の中の細い通路でつながっている。レストランの前のビーチは大きくて、信じられないほど砂が白く、休憩するにちょうどいい日陰もある。海の水は痛々しいほど透明で青いので、サングラスと日焼け止めは必携だ。海の水は温かくて、魚はあちこちにいる。もう1つのビーチは岩が多くて、それほど魅力的ではないけれど、時間が十分あるなら、散策するのもおもしろいだろう。島の隅々を探検してみよう!

Snake on Similan Island

僕たちが宿泊したときの最大のトピックは、3メートルはあると思われる大蛇に遭遇したことだ。その怪物は、僕のバンガローの階段の下で昼寝をしていたんだ。ニシキヘビのようだったけど、はっきりは分からない。この状況では、ビーチで寝るか、高飛びの練習をするかしか選択の余地はなかった。僕たちはジャンプすることにしたが、どうしても写真に撮っておきたくなって、後で写真を撮りに戻ってきた。隣にあるレストランで働いていた女性は、大蛇に遭遇するのはすごく珍しいと言っていた。でもこんな小さな島で、珍しいはずはないと思うけどね。


シミラン諸島での宿泊予約方法

予約は簡単ではない。できる限り早めに予約したほうがいいだろう。

シミラン国立公園宿泊所
(Similan National Park Accommodation

電話: (02) 562 0760 (02) 561 0777
Email: Similan_np@hotmail.com


シミラン諸島のオープン時期

シミラン諸島は10月中旬から5月中旬までオープンする。時期はその年によって変わるので、旅行の日程を決める前に必ず確認しよう。


役立つ情報

ウォータープルーフのカメラを持っていくといい。ウミガメは人なつこいので、簡単にきれいな写真が撮れるだろう。珊瑚と熱帯魚もあちこちにいる。ウォータープルーフのバッグは安いから1つ買っておいてもいいだろう。

Snorkeling in the Similan Islands

マイナス面

  • 酔止めの薬を買おう。ほとんどのツアー会社は常備していると思うけど、長い船旅になるから、船員でもない限り、飲んでおいた方がいいだろう。万一酔ってしまったら、すぐには治らない。
  • スピードボートの前部には座らないこと。波が静かな時なら、最初の5分は楽しいだろう。でもすぐにジェットコースターみたいにガンガン揺れ出して、船を降りてもしばらくは体がガクガクするだろう。日焼け止めとサングラスと帽子は絶対に忘れないように!ボートの後部が一番揺れないけど、2時間も炎天下にいなければならない。素晴らしい景色を見に行きたいけど、船酔いが心配だと思ったら、代わりにパンガー湾のクルーズを考えてみたらどうだろう。

シミラン諸島について

The Similans

国立公園の入場料は、スピードボートの料金に含まれているのが一般的だ。テントやバンガローの予約は、国立公園事務所に電話((+66) 25 62 0760)するのが一番簡単だ。旅行代理店に連絡して、ホテルへの送迎を頼むこともできる。あるいは、タクアパーまで自分で運転して行って、そこでボートのチケットを買う方が安い。


シミラン諸島の写真


シミラン諸島の位置


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