ラワイビーチとは?
プーケット南端にあるラワイビーチは、海水浴向きではないけれども、沖合に浮かぶ小島の眺めやローカル感たっぷりの穏やかな雰囲気がなんともいえず素晴らしい。海岸沿いで新鮮なシーフードを食べるのも最高だし、島めぐりのスタート地点としても便利だ。ラワイの桟橋の左側には伝統ある“シージプシー村”が広がる。村の人たちはもともと定住をしない“海の民“として、漁業、船の貸出し、貝を売るなどして暮らしている。近年はここのラワイシーフードマーケットが有名になり、いつもにぎやかだ。
Rawai Beach Video 2021
湾の右側には数十ものロンテイルボートやスピードボートが停泊している。そして、さらに奥のほうは、風の強い時期になるとカイトサーフィンのスタートポイントになる。
ラワイで何食べる?
ラワイは昔からビーチ沿いにたくさんのシーフードレストランが並び、人気の高いスポットとなっている。ぜひともおすすめしたいのが、地元スタイルでゴザに座るタイプのお店。地べたに座って食べるのはなかなか楽しくていい思い出になるし、料理についても観光客向けの店より美味しいことが多い(特にAek Seafoodは試してほしい)。
ラワイシーフードマーケット
先述のとおり、ラワイシーフードマーケットはとても人気のスポットだ。通りの片側が魚市場になっているので、そこで好きなものを購入して、お向かいのレストランで調理してもらう。調理代は1キロあたり100バーツほど。楽しいシステムだけど、どこでも観光客に人気が出るとありがちなように、ここも値上げされている。
少し落ちついた感じのところがいいなら、プロンテープ岬に近い西の端まで行くと、ちょうどカーブになっているところに小さなシーフードレストランの集まった通りがある。
また、有名どころの“ニキータ”に、その隣にある“バーンリムライ”も安定の人気店だ。木の下にセッティングされたテーブルからは沖合の島々がよくみえる。南国ならではの雰囲気と居心地のよさで、ランチにもディナーにもおすすめ。さらに内陸へ行くと、もっとたくさんの素敵なレストランに出会える。かなり本格的なヨーロッパ料理を提供する店も多いが、そういう店に限って閉店時間が早くてなかなかレビューできない。
ラワイで何をする?
海沿いのシージプシー村には土産店もあって、貝細工や地元産の真珠などを売っている。大型店だと“プーケットシェルミュージアム”がある。20年くらい前からエリアのランドマーク的存在だ。プロンテープ岬ビューポイントは、パームツリー越しに見えるサンセットが実に感動的で、プーケット島を代表する観光名所でもある(車の“ラッキーナンバープレート・プーケット版”のイラストでもお馴染み)
ラワイビーチからはロングテイルボートで近くのボン島へ行くことができる。小さな小さな島だけど、きれいなビーチで遊んで、ボンアイランドレストランでランチを食べて、ゆったりのどかなひと時を過ごすことができる。海水浴なら、ラワイから車で少し西へ行ったところにあるナイハンビーチがおすすめ。ホワイトサンドのビーチが抜群にきれいだ。隠れ家的なレムカビーチは、ローカル感いっぱいで素朴な魅力がある。
家族連れには“ラワイパークキッズクラブ”もおすすめしたい。大きくてカラフルな子供用プールに、楽しい遊具も盛りだくさん。ファミリーで過ごす午後にぴったりだ。
ラワイに泊まる
プーケットを訪れる多くの人が西海岸での滞在を好むため、ラワイエリアのホテルはそんなに多くはない。代表的なのは、シービューが絶景のセレニティーリゾート。内陸だと、丘の上に建つゴールデンチューリップマンゴスチンリゾートに、プールビラを備えたココナツパラダイスビラなど。落ちついた雰囲気が好きな人やファミリーに人気がある。ラワイビーチは定宿にはならないかもしれないけど、静かで落ちついた休暇を過ごしたい人にはぴったりのビーチだ。素朴でのどかでローカル感にあふれ、なんといっても新鮮で美味しいシーフードに恵まれている!
ラワイ写真館
ラワイビーチはどこにある?