パンガー湾
パンガー湾は、僕たちが今まで行ったなかで最高に素晴らしい場所の1つだ。パンガー湾では、ボート、車、豪華なヨット、ロングテールボート、カヤック、ジャンク船など、いろんな方法で何度も楽しんだ。でも行く度に新しいことを経験するんだ。晴れ、曇り、雨、パンガー湾は天気が変わる度に、様々な表情を見せてくれる。パンガー湾に行く一番簡単な方法は、ホテルでツアーに申し込むことだ。ホテルからの送迎も含まれているから、何も心配せず、素晴らしい一日を過ごせるだろう。
僕が今までに体験したなかで、一番豪華だったのは、ラグジュアリーなクルーズだ。真上にそびえ立つ壮大な崖を眺めながら、船のデッキで冷えたワインを飲むのは、ちょっとした非日常感が味わえる。
有名なジョングレイ シーカヌーのカヤックでの探検も非日常感に溢れている。詳しくは「ホン バイ スターライト」のページにまとめてある。カヤックは静かに岩の間の細い水路を進んで行く。聞こえるのは鳥やセミの鳴き声と、パドルで水をかくかすかな音だけだ。船で進んで行くと、この世のものとは思えない不思議な光景が目の前に繰り広げられる。
有名なジューンバトラの中国式のジャンク船の一番上のデッキで、快適なクッションに寝転んで、頭上に広がる澄んだ夜空と輝く星を見上げながら、週末の夜を過ごしたのは、僕にとって一番神秘的な経験だ。パンガー湾の巨大な暗い石灰岩が星の輝く夜空を隠してしまい、完全な暗闇の中を船が進んでいく瞬間は、忘れられない思い出だ。
パンガー湾のアクティビティ
パンガー湾では、至る所にそびえ立つ巨大な石灰岩の絶壁が見どころだ。スターウォーズやジェームズボンドの映画のロケにも使用されている。パンガー湾には、いつくかの魅力的なポイントがあるけど、その場所が有名なのには理由がある。
- ジョングレイシーカヌーのホン バイ スターライト
- ジェームズボンド島
- 海上に建てられたパンジー島
- 洞窟の中の寝釈迦仏
ジェームズボンド島
最近の人は見たことがないかもしれないけど、一番有名なのは「黄金の銃を持つ男(The Man with the Golden Gun)」という映画で有名になったユニークなジェームズボンド島だ。
この島の本当の名前は、コタプー(タイ語で「釘島」という意味)という。細長くてアンバランスな島の形を見れば、なぜこんな名前がついているのか納得がいくだろう。ジェームズボンド島の隣にある小さな島には、ジェームズボンド島のお決まりの写真を撮りに来た観光客の大群を乗せて絶えずやって来る無数のロングテールボートが停まっている。
パンジー島
ジェームズボンド島からそれほど離れていない場所にパンジー島がある。パンガー湾ツアーのもう一つの見どころだ。驚くべきことに、かなり大きな村が海の上に立てられているんだ。ここに住む人々は主に漁業と観光で生計を立てている。ジェームズボンド島と同様、パンジー島はある一定の時間は観光客で大混雑するけれど、「ラッシュアワー」を避けたら、完全な貸切状態で楽しむこともできるんだ!
洞窟の中の寝釈迦仏
もう一つの注目のスポットであるスワンクーハ寺院も絶対に行った方がいい。大きな金色の寝釈迦仏が洞窟の中に隠れているんだ。ここでも、いたずらな猿に気をつけよう。車のアンテナやワイパーを引っ張られることもある。
自分で車や船を使って行っても、ツアーで行ってもいいけど、プーケットに行ったらパンガー湾には是非とも行ってみるべきだろう。
パンガー湾への行き方
パンガー湾でのボートクルーズや日帰りツアーは、ホテルで簡単に予約できる。たいていのツアーには、ホテルからの送迎やランチが含まれている。でも、もし車があるなら、自分で運転して行く方がもっとずっと面白いだろう。パンガー湾のスラクン桟橋まで車で行って、ロングテールボートに乗り換えるんだ。一番いいのは、ボートを貸切にすることだけど、多分予算的には高くなるだろう。
プーケットからパンガーまでのドライブは楽しい。目立たない小さなパンガーの街を通り抜ける道路沿いには、濃い緑に覆われた信じられないほど高い崖が続いている。パンガーの街とクラビロードの交差点のちょっと奥まったところに美しい公園がある。公園の洞窟の中の舗装された小さな迷路を歩くのは楽しい。
この公園は、洞窟の近くでピクニックを楽しむ地元の人たちにとても人気のある場所だ。付近には食べ物や飲み物の屋台がいっぱいあるだろう。でも、いたずらな猿たちにソーセージを盗られないように注意しよう。
パンガー湾の写真
パンガー湾の地図