レムシンビーチはボートで、そして今や陸路でもアクセスできる!
Contents
レムシンビーチにまた行けるようになったって?なんとそのとおり!レムシンビーチはプーケットのベストビーチのひとつだけど、2017年4月に閉鎖されたという経歴を持つ。そしてなんと、どんな天候にも美しく映え、カリブの海のような雰囲気で、どこか懐かしく、砂浜はヤシの緑でいっぱいのレムシンビーチに再び行くことができるようになった!ここは驚きのビーチでもある。ハイシーズンともなれば観光客で賑わうカマラビーチとスリンビーチの間にありながら静けさをたもっている。いったいなぜか?
最新ニュース:スリンビーチからレムシンビーチまで徒歩用の新道が開通!
何が起きたのか?
2年前のレムシンビーチは、レストランやマリンアクティビーティ―などでごった返していた。みんなレムシンビーチが大好きで、隠れ家的な雰囲気を楽しみ、その美しさに魅入られていた。ところがある日、ビーチを舞台にいざこざが発生し、地主が敷地内の立ち入りをすべて禁止してしまう。立ち入り禁止は1年間続き、人々はなぜこんなことになったのか疑念を抱いたままとなった。やがて、その土地がマンダリンオリエンタルホテル(バンコクにあるのは知ってのとおり)に売却されたというニュースが飛び込んできた。
そして2017年の終わり、突然誰かが「陸路でアクセスできないなら、海側から上陸すればいい。法律にも触れないはず」と言いだす。ビジネスチャンス到来というわけだ!間もなく、スリンビーチからレムシンビーチへ小型のオレンジボートで行く方法が確立された。運賃はひとりあたり100バーツのみ。僕たちは2018年に訪れて、ボートが順調に運行中であることを確認した。
レムシンビーチで何をする?
驚くことに、控えめながらなんとも素敵なタイ料理レストランがレムシンビーチの岩場にある。ウッドテラスの雰囲気もすばらしい。辺鄙なロケーションからは想像できないほど料理は美味で、眺めは言うまでもなく感動的で、スタッフの感じもとてもいい。もちろんキンキンに冷えたドリンクも完備!ビーチでは3人ほどが土産を売り歩いていたりマッサージをすすめたりしているだけ!秘境のビーチには申し分ないくらいの充実ぶりだよね?
レムシンビーチへのボートでの行き方は?
まずはスリンビーチへ行き、徒歩で南へ移動する(海に向かって左のほう)。すると、海の近くに小さな白い看板と、人が立っているのが見えてくる。看板の文字は英語だ。運賃はひとりあたり100バーツ、もし待つのが嫌なら400バーツでボートのチャーターも可、となっている。
ビーチから直接ボートに乗る際にはクルーが手助けしてくれるけど、だいたいみんな足元が濡れるからそのつもりで。ボートに乗ると番号が書かれたカードが渡され、帰る時にレムシンビーチにいる男に差し出すよう言われる(復路に追加料金は無し)。クルーは親切で感じがよく、英語を少し話す。
レムシンビーチへの陸路での行き方は?
実際に僕たちは陸路で行ってきた!ただし、陸路で行けることは行けるけど容易というわけではない。子供連れの場合や、バランス感覚に自信がないようであれば、このルートは決しておすすめできない。まずビーチへ繋がる道へ行くまでに、岩登りをしなければいけないから。すごくハードというわけでもないけど、もし岩から落ちたら危ないからね。ビーチへの道は、スリンビーチ最南端にある唯一のレストラン「パチャリンシーフード」の先からスタートだ。すぐに見つけられると思う。レストランを通り過ぎて、または突っ切って、海沿いの岩場を登ると最初の看板が出てくる。
最初の岩場を過ぎてしまえば、あとはほぼ平坦な道のりなのでかなりラクだ。親切なことに、レストランのオウナーが小さな橋をつくるなどアクセスしやすいように工夫してくれている!感謝の気持ちを示すために、この素敵なレストランで飲食していくのもおすすめだ。オウナーは気さくな人で、レストランは景色が美しく抜群のフォトスポット。いい写真がいくらでも撮れる。
レムシンビーチの写真
以前のレムシンビーチ
かつて秘境のビーチといわれたレムシンビーチは、インターネットで評判が広がり観光客でいっぱいの人気ビーチとなった。ビーチチェアは3列にも並べられ、レストランやバーは6店舗以上と商業的な勢いも増した。特に天気の日はかなりの人混みで、駐車場は不足、駐車料金も値上がりした(車1台あたり40バーツ)。
大勢の観光客に加えてフットマッサージ、露天商、ジェットスキーなど、快晴の日はビーチの隙間がないほど混雑したが、雲が出てくると日焼けマニアたちは近くのスパなどに移動してしまう。すると、人のいないきれいな砂浜が一時的によみがえり、道路からも美しいビーチが少し見えたりした。
ビーチでのランチは最高に美味しくて、値段は少しだけ割高といった程度だった。有名なレストランは2つ。まず、イタリアン・タイ料理の「ダ・アリ」はモスリムの名物オウナーが人気で、その評判は口コミで広がった。もうひとつは「Lame Singhレストラン」といって、英語のスペルミスがおもしろがられた。
そして、まるでお祭り騒ぎのような日々が終わり、ビーチには静けさが戻った。ビーチ奥の敷地を見張っていた警備員もいなくなった。今やレムシンビーチは、プーケットでも有数の手付かずの自然が残る素朴なビーチとなった!
レムシンビーチの場所は?