プーケットでおすすめのビューポイントはどこ?
プーケットで有名なのは、カロンビューポイント、ビッグブッダ、プロンテープ岬だけど、実は他にも魅力いっぱいのビューポイントがいくつかあるので撮影地としてもおすすめしたい。プーケットならではの美しい景色を撮影するため、島内のあらゆる丘や山を目指すインスタグラマーも増えているよ。
それではさっそく、南国のパノラマが堪能できる選りすぐりのスポットを紹介しよう。リストには、自然のままの丘の他に、ドリンクやサンセット、ロマンティックディナーまで楽しめる優雅な場所も含まれている。ほとんどが簡単に行くことができるけど、中にはアクセスがたいへんなところもあるからよくチェックしてみてね。
1.カロンビーチビューポイント
ここはかつて“カタビューポイント”と呼ばれていたプーケットを代表する展望台で、風情豊かな3つのビーチを見渡せるのが自慢。一番手前見えるのが、こぢんまりとしたカタノイビーチ。その隣が美しさで知られるカタビーチで、沖に浮かぶ小島が“プー島”。そして一番奥にはカロンビーチが見える。カロンビーチビューポイントの絶景はプーケット有数を誇るものの、パノラマの眺望を楽しんで写真を撮る以外は、これといって他にすることがない。
2.プーケットビッグブッダ
45メートルもの高さを誇るビッグブッダは、今やプーケットのランドマーク的存在として親しまれ、島南部のどこからでもその姿を拝むことができる。ここは寺院であり宗教施設でもあるけれど、どちらかといえば神聖な場所というより観光名所という印象が強い。それもそのはず、白大理石でできた大仏が単に見事というだけでなく、丘の頂上から見渡す景色が息をのむほどに素晴らしいのだ。ビッグブッダの前方にはシャロン湾が、さらに奥には壮大なパンガー湾が広がり、後方からは美しいカタビーチの全景をパノラマで眺望できる。
3.ウィンドミルビューポイント ‐ ヤヌイビーチ
ヤヌイビューポイントは、プーケットらしい南国情緒あふれる写真を撮るのにおすすめのスポットだ。ここは白い大きな風車“ウィンドミル”があることでよく知られている。ナイハンビーチとヤヌイビーチの間にあるウィンドミルを見逃すことはあり得ないけど、不思議なことに、ウィンドミルへ続く道はそう簡単に見つからない。
4.ブラックロックビューポイント
ブラックロックビューポイントはプーケットでもトップレベルの絶景を誇るが、アクセスの難易度が高く、エリアに詳しくないと辿り着くのに苦労する。まず丘の上までが悪路なので、予め移動手段を確保しなければならない。そして頂上の手前は急斜面。自力で登るしかないため、体調の良い時じゃないとおすすめできない。でも、大変な思いをして眺める景色は感動的で、一見の価値があるよ。
5.プロンテープ岬のビューポイント
美しいサンセットの名所で、写真を撮らずにいられる人なんている?プーケット最南端にあるプロンテープ岬は、夕方になると毎日カメラをかまえた人たちで大いに賑わう。ここは定番の観光名所なので、サンセットタイムをねらって集まる観光客は数百人にものぼる。ほとんどがタイ人だ。駐車場にはタイならではの派手な観光バスがずらりと並び、カメラを手にした人たちが続々と降りてくる。するとすぐに撮影大会が始まり、辺り一帯はあっという間にフラッシュの光につつまれる。
6.カタノイビューポイント
カタノイビューポイントは、カタビーチからナイハンビーチへ行く途中にあるのでアクセスがとてもいい。カタノイビーチを見下ろす高台にはバーやレストランが立ち並び、ゆったりとした雰囲気の中でランチやディナーを楽しむことができる。アンダマン海に沈む夕日の撮影にもおすすめだよ。
7.ワッサーホームメイドバー
パトンの裏山にあるワッサーホームメイドバーは、こぢんまりとしたナチュラルな店構え。高台にあるのでいつ訪れても素晴らしい景色が楽しめるけど、特にサンセットタイム以降が格別だ。小さな店はウッディー調で、南国の濃い緑に囲まれ、眼下にはパトン湾の絶景が広がる。
8.ヘブンルーフトップレストラン
まだあまり知られていないヘブンルーフトップレストランは、かの有名なカロンビューポイントのすぐ下にある隠れ家的な店。バーのほうはビーチクラブ風で流行りのスタイルを取り入れ、特に夕暮れ時の雰囲気が最高だ。そしてなんといっても眺望が素晴らしい。カタノイビーチ、カタビーチ、カロンビーチの3つの湾を一度に見渡せる。料理はタイ、イタリアン、ロシアなどで、ゲストの多くがロシア人となっている。BGMにはラウンジやハウスミュージックが流れていて、音量も大きすぎず、店の雰囲気によく合っている。
9.カロンビーチビューポイント
ここは隠れ家的な小さなレストランバーなので、土地勘がないと見つけるのがたいへんかもしれない。場所はパトンからカロンへ下る途中で、ちょうどセンタラカロンヴィラを過ぎた辺りだ。テラスからは美しいカロン湾全体を見渡すことができる。
10.レムシンビューポイント
レムシンビューポイントは、大きな屋根の下でイスに座って景色を楽しむ、比較的新しいスタイルの展望台だ。駐車場もちゃんと完備されている。眼下には名高いレムシンビーチの絶景が広がる。きれいな写真も撮れるからぜひ試してみて!
11.ドイテップニミットビューポイント
ドイテップニミットプーケットは、パトンビーチのパノラマビューを堪能できる仏教修道院だ。シンボルの白い仏塔は、方角がわかればパトンビーチからでも確認することができる。ドイテップニミットは、景色を含め建造物がとてもきれいなので、パトンビーチへ行く途中に立ち寄ってみる価値はあるかと思う。仏舎利塔は、7つの頭を持つきらびやかな蛇神ナーガ(神話の精霊)や、その他精霊たちの像に守られるようにして建っている。
12.カオランの丘 プーケット
プーケット探索の途中、是非とも休憩を兼ねてカオランの丘に登ってみてほしい。プーケットタウンの街並みが一望できるよ。ここは、シャロン湾、パンワ湾、山の頂に鎮座するビッグブッダなども見渡せるから、一年を通してたくさんの人たちが眺望を楽しみに訪れる。また、カオランにはトゥンカカフェという素敵なレストランもあるよ。
13.パンワビューポイント
別名“カオカッド展望台”とも呼ばれるパンワビューポイントは、かなり辺鄙で、プーケットでもかなり高い山の頂にあり、少し神秘的な雰囲気をかもしだしている。駐車場は大型バスを何台も停められるくらいの規模で、店もたくさん並んでいて、展望台へ続く階段も広々。さぞ観光客で賑わっていると思いきや、なぜか展望台はひっそりとしている。
14.ピピ ビューポイント
ピピ ビューポイントは、ピピ島に滞在したら多分みんな2番目に訪れる場所だと思う。1番目はかの有名な(そしていつも混んでいる)マヤベイだ。マヤベイはボートでのアクセスのみだけど、ピピ ビューポイントは徒歩で行くことができる。ここからの眺めは、左手にトンサイベイ、右手にローダラムビーチ。切り立った崖を背景に、ピピ島を代表する2つの美しい入り江を眺望できるよ。
15.サメットナンシー ビューポイント
サメットナンシーは、パンガー湾に面した絶景のビューポイントだ。プーケットからは少し遠いけど、もし車があるなら絶対に行く価値はあるよ。ビューポイントからは、奇岩群がなんとも神秘的なパンガー湾を一望できる。念を押すけど、この絶景をみるためにはけっこう気合が必要だ。プーケットと本土を繋ぐサラシン橋から25キロメートルの距離を運転するだけでなく、最終的には山登りを15分から20分しないと辿りつかないからね。
プーケットビューポイントの地図