アオヨンビーチで何をする?
アオヨンビーチの静けさは正真正銘の本物で、砂浜を散歩しても、遭遇するのはわずか数人の地元民と長期滞在者といった具合だ。当然ながら、こうした小さなビーチというのは辺鄙なところにあるため、たどり着くまでに少々苦労する。容易に行けないからこそ、いまだにひっそりと隠れ家的な存在なのだろう。実はプーケットには、まだ穴場のビーチが地域ごとにいくつか残っている。南のほうだとアオセインビーチ、パンワビーチ、北のほうはバナナビーチ、一応ナイトンビーチも、そしてサイケオビーチなどだ。
アオヨンビーチはとにかく人里離れたところにあって、さらに大通りからも距離がある。付近を車で10回通っても、入り口には気づかないと思うよ。場所はパンワビーチ(パンワブティックビーチフロントの先)とケープパンワの間で、特に標識などはない。でも、レストランの看板がいくつか出ているから、なんとなくビーチの方角が想像できるかもしれない。
車で行く場合は大通りに駐車をする。地元住民が海へ繋がる道の通行を禁止しているため、車だとビーチのほうまで入っていけないのだ。でも、ドラゴンボートの練習やヨットレースでもない限りは、余裕で通りに駐車できるから大丈夫。ビーチはけっこう距離が長く雰囲気もいいのだけれど、両端が少々散らかっている。ローシーズンの穴場ビーチにありがちな光景だ。その代わり、ビーチ中央には背の高いヤシの木がずらりと並んでいて、南国情緒いっぱいでなんとも美しい。バンダラヴィラズなど新しいホテルの他、小さなビーチクラブやレストランも数店営業している。
もし君が、静かでローカル感のあるビーチへ行きたいなら、きっとアオヨンを気に入ると思う。実際に行ってみる場合は車やオートバイを借りるのがおすすめだよ。一般的にはあまり知られていない、古き良きプーケットを存分に探索してみてね。
どこで食べる?
今はビーチサイドに小さなレストランやビーチクラブができたから、ランチでもディナーでもいろいろと選べるようになった。ひと通り試したら、ケープパンワやパンワビーチまで足を伸ばしてみるのもおもしろいよ。独立型のレストランがいくつもあるし、ケープパンワハウスなど、ホテル内にも素晴らしいレストランがあるからね。
バンダラヴィラズ
プーケットのランチタイムは、実はとても暑かったりする。エアコンがよく効いたレストランがよければ、バンダラヴィラズへ行ってみて。涼しい店内でひと休みするのにもぴったりだよ。
ザ・コーブ
もし君が特別感のあるレストランを探しているなら、ぜひともザ・コーブのテラス席をおすすめしたい。ビーチサイドだから、ランチでもディナーでも最高の雰囲気だよ。
パンワハウス
パンワハウスでは、優美な中国ポルトガル様式の邸宅でタイ料理ディナーを楽しむことができる。アオヨンからは3キロメートル弱の距離だ。場所はケープパンワホテル正面のひっそり静かなビーチで、ちょっと他にはないユニークな雰囲気が漂っている。
ザ・ビーチバー
ザ・ビーチバープーケットは、観光客があまり訪れることのないパンワビーチにあるローカルレストランで、アオヨンからはわずか1キロメートルほど。木材で建てられた店の素朴さが人気を呼び、いつの間にか砂浜に並ぶテーブルとプラスチックのイスの数がぐんと増えた。
何をする?
ランチを食べて、ビーチマッサージを受けたあとは、ロングテールボートに乗ってカイ島など近場の島へ行ったり、車で小さな滝まで足を伸ばしてみたりするのがおすすめだ。あと、景色が素晴らしいパンワビューポイント(カオカッドタワー)や、パンワ岬の水族館へもぜひ行ってみて。
プーケット水族館
プーケット水族館はパンワ岬にあって、アオヨンからは3キロメートルほどの距離。トンネル水槽はほんの数メートルの長さだし、規模はさほど大きくないけれども、屋内だから雨の日などに見てまわるのにちょうどいい。運がよければウミガメの赤ちゃんにも会える。展示はいくつかの部屋に分かれていて、小さな水槽にはタツノオトシゴ、カラフルなクマノミ、おもしろい姿のコンゴウフグ、四角ばったハコフグなどがいる。
アオヨンでの宿泊
アオヨンには現在、少なくとも4つのホテルが建っている。アオヨンは2つのビーチが隣り合わせに並んでいるのだけれど、メインのほうにバーンアマンデラ、バンダラヴィラズ、プーケットビーチサイドがあり、もうひとつのほうに、今や人気急上昇中のブティックホテル、ザ・コーブがある。
バーチャルツアー
アオヨンビーチの写真
アオヨンビーチの地図